あれやこれやとたくさんのマイカー候補の中からようやく選び出したマツダ・CX-8。
そうと決まればとにかく早く買って乗りたいのが人情というもの。
ディーラーへ行ったら即納車!となればいいのですが、人気が高い車の場合は納期がだいぶ先になってしまうこともしばしばです。
今回は最新の納車状況と納期をできるだけ短くできないか調べてみました。
一刻も早くCX-8に乗りたい!と、はやる気持ちを抑えながら一緒に見ていきましょう。
【マツダ・CX-8】最新の納車状況!納車待ちオーナーの声
大幅に長くなってしまったという場合でも2ヶ月程度です。
デビュー直後は納車まで3ヶ月以上かかることもありましたが、発売から2年が経過した現在では人気が高いクルマとして標準的な期間に落ち着いています。
とは言っても、納車を楽しみにしているオーナーにとって月単位の時間というのはとても長く感じますよね。
「待ち遠しくて仕方がない!」
「納車してすぐにキャンプに出かけられるように、今からいろいろキャンプ道具を買い込んでしまった。」
といった納車待ちオーナーの声も聞こえてきました。
マツダ車は、マイナーチェンジとまでは言わないレベルの細かな改良を毎年行っています。
CX-8も2019年10月23日に改良後のモデルの販売が開始されました。
改良モデルの発表にともない、従来モデルの在庫を割安で販売するディーラーもあり、それを狙って待ち構えているお客さんもいます。
改良前後それぞれのモデルを狙って契約するお客さんが増えると、そのぶん納期にも変化が出てくる可能性があります。
これから年末に向けてボーナス商戦も始まると契約する方が増える傾向にあるので、この点も納期が伸びる要素として気に留めておきたいところ。
今乗っているクルマの車検が切れるタイミングで乗り換えを検討している場合は、車検満了時と納期を入念に照らし合わせて、クルマに乗れない期間を作らないようにしたいですね。
【マツダ・CX-8】納車までの注意点!意外に費用がかかるぞ
クルマを購入する際は、車両本体価格とは別に
- 税金
- 保険料
- オプション料金
- 手数料
などなど
いわゆる「諸費用」が必要です。
購入時のワクワク感に水を差す存在ですが、これを用意せずにクルマを自分のものにすることは不可能なため、しっかりチェックしておきたいですね。
税金・保険料
法律で定められていて必ず納めなければならないのが税金や保険料といった公的な諸費用には以下の6つがあります。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 消費税
- 環境性能割
- 自賠責保険料
- リサイクル料金
このうち、毎年支払うのは自動車税、車検ごとに支払うのは自動車重量税と自賠責保険料、それ以外は購入時のみ支払うものです。
こうして見るとなんだかたくさんあってウンザリしてしまうかもしれませんが、環境性能割や自動車重量税については選ぶグレードによって大幅に減免される可能性があります。
一例として、CX-8のディーゼルエンジン搭載モデルの場合、環境性能割や自動車重量税は非課税のため0円です。
課税されたとすると10万円以上の金額が0円なので、これだけでもすごくおトクに感じますよね。
オプション料金
工場出荷時に装着されるメーカーオプション、ディーラーにて装着されるディーラーオプションがあり、選択するオプションによって金額は変動します。
自分のニーズや使い方に合わせて無駄のないチョイスをしたいところです。
手数料
- 車両登録代行費
- 車庫証明書代行費用
- 納車費用
- 希望ナンバー取得代行費用
など、クルマを購入するとディーラーが行う業務に対して支払うのが手数料。
自分で行うことで節約できる部分なので、手間や時間はかかるものの少しでも安く抑えたい場合は要チェック。
【マツダ・CX-8】契約から納車までの流れを知ってイライラ解消
スーパーやコンビニで買い物をするように、棚に並んだ商品をかごに入れてレジでお会計をしたら持ち帰るというわけにはいかないのがクルマの購入です。
契約から納車までの7ステップを知っておくことで、納期の長さにもそれなりの理由があるとわかれば待ち遠しい気持ちから発生するイライラも解消するかもしれません。
- 購入契約
- 支払い手続き
- ディーラーがメーカーへ発注
- メーカーの工場にて、ディーラーから発注されたクルマを製造
- ディーラーへ搬送
- ディーラーオプション装着
- 納車
ディーラーにて注文書へ記入、捺印すると、契約が成立し、現金、ローン、カーリースなど、ニーズに合わせて支払い方法を選び、車両代金や諸費用を支払います。
それをもとにディーラーはメーカーへ注文されたクルマを発注し、メーカーでは製造を開始します。
- メーカーオプションの装備がどれだけあるか
- 車のカラーが特別色かどうか
- メーカーが想定している月間生産台数以上の注文が入っているか
によって、注文された車の完成日数が大きく変わってきます。
完成したクルマはディーラーに届けられ、ディーラーオプションの装備品の取り付けや納車前の点検や清掃を行ない、ようやく納車となります。
クルマの納期に大きく関わるのは4番目のステップ。
工場の生産能力には限りがあるため、あらかじめ想定された生産台数を大きく上回る注文があると順番待ちになります。
順番が後になればなるほどこのステップでとどまる時間が長くなり、結果として納期が延びてしまうことになるんですね。
【マツダ・CX-8】納期遅れ予防法があった
できるだけ納期を早めたい!
ある程度は待てるけどそれ以上に納期が遅くなるのは避けたい!
ちょっとしたコツを掴んでモデルを選べば、納期を短くすることが可能ですよ。
ディーゼルエンジン搭載モデルを選ぶ
CX-8はガソリンエンジンとディーゼルエンジンを搭載するモデルから選ぶことができますが、納期が早いのはディーゼルエンジン搭載モデルです。
マツダ自身のスタンスとして、ディーゼルエンジンを推していてトレードマーク的な存在になっていること。
実際の動力性能や燃費性能の高さから、ドライバーの支持を集めていること。
以上の2点から人気の高い売れ筋商品となっています。
売れ筋商品の欠品ほど、ビジネスチャンスの損失になることはありませんから、メーカーも生産量を増やし、ニーズに応えられる体制を整えているんですね。
人気の高いボディーカラーを選ぶ
日本では黒や白といった落ち着いた色合いのボディーカラーが人気で、CX-8についても例外ではありません。
メーカーも売上データを分析し、売れ筋のボディーカラーを把握して生産体制に反映させているため、人気が高いボディーカラーのほうが生産台数は多くなります。
そのため、特にこだわりがない場合は、黒や白系統のボディーカラーを選ぶと納期が短くなる可能性が高くなります。
唯一の例外が、近年のマツダ車のイメージカラーともいえる「ソウルレッドクリスタルメタリック」。
深みのある艷やかなレッドのボディーカラーは、黒や白といった無彩色を好む日本のマーケットでは異色ともいえる存在ですが、人気が非常に高いため生産台数も多くなっています。
【まとめ】CX-8納車状況と納期遅れ予防法
デビュー直後は長期間に及んだCX-8の納期。
現在では平均的な期間内に収まるようになり、納車待ちでヤキモキするオーナーの気持ちもいくぶん和らいだようです。
短くなったとはいうものの、それなりの時間がかかる理由として、契約から納車までにはいくつものステップを踏む必要があることがわかり、納期が延びがちなポイントも理解できたので、先が見えないゆえのイライラ感も減少するのではないでしょうか。
試乗車や展示車として使っていたクルマを販売するケースもありますし、売れ筋モデルはディーラーが一定数を在庫していることもあり、モデルやボディーカラーが気に入れば、即日お持ち帰りとはいかないまでも、メーカーに発注して製造を待つよりは納期を大幅に短くすることができます。
私は生産台数が多いと言われているソウルレッドクリスタルメタリックのモデルを購入したいのですが、在庫があるかどうか近くのディーラーに問い合わせてみようと思いました。
待ち時間というものは、納車に限らずどんなときでも少なくしたいのは当然の心理。
今回調べたようなコツを上手に活用して、購入時のワクワク感を走り出すトキメキ感へスムーズにつなげていきたいですね。